任意売却のカギは専門業者の実績
9月.1,2010Jさんは特に贅沢な暮らしぶりでもなく、奥さんと子供二人の4人家族で静かで愛情に満ちた生活を送ってきました。ところがあろうことか下の娘が交通事故の被害者となり、保険は支払われたものの半身不随で車椅子の日々を余儀なくされ奥さんは懸命に娘の介護を行いました。降って湧いたようなこの不幸な出来事は家庭に暗い影を落としました。悪霊にでも取り付かれたのかのように数ヶ月後にはJさん自身が、会社の定期診断で異常が見つかり、精密検査を受けた結果脳動脈瘤が見つかりました。しかも早期の手術で除去しないといったん静脈瘤が破裂したら命に関わると言われたのです。
Jさんは心配する家族に見守られて入院、すぐさま静脈瘤を取り除く手術が行われました。たいへん難しい手術で、一歩間違えば半身不随になるとあらかじめ医者からは言い渡されていましたが、手術は無事成功、ホッと胸をなで下ろす間もなく今度は手術代や治療費などがかかったせいで銀行の貯金が底を尽きかけており、なんと来週引き落とされる住宅ローン分も残っていないことが判明しました。Jさん自身はすぐにも職場復帰して経済的な問題をすぐに解消したかったのですが、何と言っても開頭手術の直後です。本人のやる気とは裏腹に会社側でも不安定な体調のまま出社されて万が一のことでもあると迷惑そうな返事でした。
結局その月の住宅ローンは滞納となり、早速銀行からは問い合わせが来ました。まだ無理のできない身でありながら、Jさんは銀行や任意売却の専門業者との間を行ったり来たりする生活が始まりました。しかしここで初めて幸運が訪れました。Jさんが任意売却を契約した業者はたいそう評判が良く、これまでの実績も素晴らしいものでした。実はJさんの債権者は銀行だけではなく、以前ちょっとしたトラブルで関係が悪化した手強い相手も含まれていたのですが、その相手に対しても業者は簡単に任意売却の同意を取り付けてくれました。月々の返済は今も支払い続けていますが、健康を第一にマイペースで働くJさんにとって今ではそれも大きな負担とはなっていません。
