差押はなんとしても避けましょう
9月.17,2011不動産ローンの返済が滞納が続いていると最終手段として差押が行われます。この場合、期限の利益の喪失によって所有者の権利が失われることになります。こうなると差押さえられた不動産物件はその後競売にかけられ、売却金額が債権者の手に渡ることになります。
この競売はいわば最後の手段です。なぜなら競売の場合、市場価格のおよそ6?7割程度の価格しかつかないことが多いからです。債権者の側から見ればその分回収できる金額が少なくなりますし、債務者の側から見れば残る借金の残高が増えることになります。ですからなんとしても差押は避けるよう努力する必要があるのです。
理想的な選択肢は任意売却。通常の不動産と同じやり方で不動産を売却することができますし、不動産登記など売却にかかる諸費用は債権者が負担することになります。さらに引越し費用を受け取ることができる場合もあります。しかし任意売却は債権者全員の合意がなければ行えないのです。
もっとも厄介なのが国や自治体。つまり不動産ローンのではなく税金の滞納によって差押さえられてしまうケースです。役所は融通が利かないことが多く、任意売却ではなく競売にかけると充分な金額を回収できないのがわかっていながら差押さえをするケースもあるのです。滞納した税金を全額支払うか、差押さえで競売に掛けるかの二者択一しか用意してくれないことが多いのです。
しかし、粘り強く話し合いを行うことで差押を解除してもらうことも可能です。1度差押を受けた後に交渉によって解除してもらったケースもあります。このように、返済のためのお金を用意できない場合でも差押を防ぐための努力を行う必要があるのです。
