アルツハイマー病の妻の介護で辞職
7月.23,2010Bさんは51歳、子供は長男の1人だけで奥さんと3人暮らしの平安な日々を送っていました。長男は某私立大学の医学部に通学しており、学費は高額になるものの将来的な不安は何一つ無いような毎日でした。ところがある日体調不良で奥さんが病院で受診したところアルツハイマー病と診断され、しかも進行が非常に早いために介護が必要となり、Bさんは奥さんの介護に専念するため会社を退職、その日からはこれまでの蓄えと手当のみに頼る日々に生活が一変しました。
長男が医学部を卒業してインターンとなるまでにはまだ4年もの期間が残っており、蓄えてあった貯蓄も急速に無くなって行きました。「このままでは破産するかも知れない」不安がBさんの頭をよぎり毎日夜も眠れぬほどの危機感にさいなまれました。そうしたある日のこと、住宅金融支援機構から連絡が入り住宅ローンが引き落とせないと言う旨を告げられました。何としても長男の医師になると言う夢を打ち砕くわけにはいかないと思ったBさんは、知り合いに紹介してもらった弁護士に相談しました。
弁護士の判断で住宅の任意売却が最も有効だと言うことになり、すぐに任意売却に関する依頼契約を交わしました。それ以後弁護士紹介による不動産業者などとも相談を重ねた結果、相談したのが早かったのが功を奏してマンションは3200万円で任意売却されることになりました。Bさんはその後ソーシャルワーカーなどと相談の上、奥さんの介護の多くの部分を訪問介護士などに依頼することとしBさん自身は仕事に復帰、なんとか手遅れにならぬうちに生活を立て直すことに成功しました。
