売却時の注意点
2月.8,20112,000万円の不動産を売却して、残債3,000万円を消す事が出来るのでしょうか?もちろん、そのようなケースがあれば誰でも任意売却するはずです。しかし、2,000万円で売却をしたとしても、現実的には1,000万円の債務が残ります。残った1,000万円の債務は、どんな手段や方法、或いは手品やマジックを使っても消すことは出来ません。
しかし、債務額以上の値段で売却出来たとすればどうでしょうか?残っている債務額よりも、売却出来る値段が高くないからこそ、確実かつ効率的に売却出来る方法が任意売却です。
任意売却では、不動産の販売価格を決めるのは、不動産業者や弁護士、或いは司法書士等ではなく債権者になります。さらに、不動産の販売価格を適正評価してもらうために、不動産鑑定士に依頼するケースもあります。その上で、専門業者は少しでも不動産物件が高く売却出来るように、債権者と相談しながら販売活動を行います。
尚、ここで考えておくべきことは、売却後に残った債務の支払いをしっかりと履行するということです。残債務というものは、債権として債権者から他の債権者へと売買出来てしまいます。そのため、任意売却を交渉した債権者が、月々1万円の返済で同意をしたとしても、債権者が変わってしまうと毎月の支払い額が3万円になるケースがあります。
そのため、債権者への心象が悪くならないよう、しっかりと債務を支払う姿勢とその履行が大切になるのです。
